昨日は台風のため、本来予定されていた本会議が延会となり、
予備日であった本日、本会議が開会されました。
なんと、これは県政史上初だそうで、
開会時間が遅くなったことはあったにせよ延期は初とのこと。
確かに、昨日は私などは天浜線は止まっていたので、
登庁不可能に近く、東海道本線の東からのアクセスもできなかったので
やむ得ない処置だったと思います。
貴重な、”振替本会議”しっかりと取り組ませていただきました!
本会議質問は最終日でしたが、各質問者とも内容的にも充実した
”史上初”にふさわしい良い議論であったと思います。
ただし、昨日の本会議延会決定までの経緯は、決してほめられたものでなく
一度は14時開会が通達されたものの、私のような遠方の議員は2時間以上前に出なければいけないのですが、
当時はまだ電車各線は不通で、新東名高速道路も通行止め。
「どうやって県庁にいけというのか」という状態の中で、
決定が13時すぎだったので、多くの議員があちこちで引き返したり、
私のような遠距離の議員はどちらにせよ開会されていたら遅刻は確実だったという状況でしたので、
決定までの不手際はお粗末であったと断罪せざるえません。
やはり、一番遠い議員や登庁時間のかかる議員を基準に考えないとダメですし、
迅速かつ弱者目線での判断が必要だったと感じます。
まさに、政治や行政の姿勢とはそうあるべきだと思うので、
いつも県庁の中で判断することに慣れているかたがたには、
今回の判断の遅れや迷走ぶりをよい反省材料にしていただければ
台風の教訓のひとつにはなるのではと願っています。
という、台風の残したもうひとつの教訓でした。