今日は成人の日。
浜松市では昨日各地で成人式がおこなわれました。
今年二十歳になる青年たちには特別な思いが重なります。
今年の1月17日は、阪神淡路大震災から20年。
あの年に生まれたこどもたちが成人式を迎えます。
・・・こんな思いを持つのは、きっと私だけではないと思います。
でも、成人式を迎える青年たちからすると迷惑な話かもしれませんね。
当然ながら、震災の記憶はないのですから。
しかしながら、彼らがいくつになろうとも
「阪神大震災の年に生まれた新しい命であり希望であった」
という事実や想いは彼らについて回ると思います。
人に「宿命」というものがあるのなら、これは彼らの「宿命」なのでしょう。
でも、できうればひとりひとりが「使命」として意識していただいて、
震災の記憶や教訓を後世に伝えていっていただきたいと思います。
勝手ながら、あの大震災を目の当たりにした者としての心からのお願いです。
成人式を迎えたみなさんに幸多かれと、今年はより万感をこめて祈っています。