なんとなく静かに、しかし確実に戦争の足音が近づいています。
国会は、年末の総選挙の自民党大勝を受けて、
完全に安倍総理の思うがままのペースで
”悠然と”でもいいましょうか・・・
さまざまなコトが進んでいます。
昨日でてきたのは、「防衛省設置法」の改正案。
この内容はごく簡単にいうと、
「シビリアンコントロールをやめて自衛官主導に切り替えるよ」ということ。
ついに来ましたね。
戦争の足音が。
確かに、現在の世界情勢をみると、まだるっこしい現制度では
スピード感がなくて、これで国を守れるのか?
という疑問は私も持ってはいます。
でも、あまりに強引な・・・。
数の力とは恐ろしいものです。
政治家をやらせていただいていうと、これはイヤというほど味わいます。
が、ときにその数の力の横暴がまちがった方向に国の行く末をむけてしまうときがあります。
ときどき、”今がそうではないのか!?”という不安に駆られるのは私だけではないはずです。
しかしながら、国民の選択がそうさせるものであるのならば仕方がないのも、これまた事実。
私は、政治家として使命感をもって冷静に分析と説明責任を果たしつつ、
警鐘をならずべきは鳴らし、賛同すべきはする。
今後も、そんなスタンスでありたいと思っています。
みなさまにお願いしたいのは、不安定な世界情勢のなかで、
これからの時代は「どんな政治家を選ぶか」がより大切になってくると思います。
くれぐれも「政党」だけで判断するような安易さは危険です。
ぜひとも、政治家個人をみて、その主張をしっかり聞いて、その仕事ぶりをしっかり確認して
ご判断をお願いしたいと思っています。