4月から国策で体制が変わる教育委員会体制。
そのトップとなる「教育長」は首長が選任して、議会の承認を求めます。
その静岡県の「教育長」人事案が本日、議会に提出されました。
高木桂藏(たかぎけいぞう)氏。昭和16年生まれ73歳。
早稲田大学政治経済学部卒。
元東京プレスセンター編集長。
元静岡県立大学国際関係学部教授。同名誉教授。
国際ことば学院外国語専門学校校長。
私は直接は存じ上げませんが、
県立大学教授在任中に、ボーイスカウトの指導者をされたり、
さまざまな社会貢献活動をされていたかただ。
・・・というような印象があります。
どちらにしろ、机上の学問を究めてきただけではなく、
現場での実学を積み上げられた方、という印象が強いかたでもあるので
基本的には了としたいと感じています。
議会承認には、
①本会議での質疑
②委員会での質疑と審査・承認
そして最後に
③本会議での承認
という手順で続きます。
本日は、3会派による本会議質疑がなされ、それぞれ納得できる
答弁が知事からはでていたと感じています。
来週から委員会審議となりますが、所管は総務委員会。
私も総務委員です。
国の「新教育長選任の手引書」には、
『本人を招致しての質疑等のうえで選任することが望ましい』との趣旨がありましたので、
わが会派と公明党からは招致を委員長に打診したものの、
なぜか招致はしないとのこと。
残念でなりませんが、私が委員長ではないだけに、いたしかたありません・・・。
本人不在での質疑には物足りなさは感じますが、しっかりと質疑をして
責任ある選択をしたいと思います。
4月以降の静岡県教育界のトップとなられるかたを選ぶのですから責任重大です。
同意すれば、それは議会の責任でもあるのですからね。