『甲子園には魔物が棲んでいる』とは、
高校野球甲子園大会の定番のセリフ。
さて、今日は・・・
交流戦。千葉ロッテは今日から甲子園での阪神戦。
ロッテのエース涌井と阪神の岩田の投げ合いで、僅少差の投手戦。
8回を終わって3対2で阪神リード。
9回表の阪神のマウンドは守護神オスンファン。
反撃したいロッテですが、2者連続三振でまったく打てる気がしないまま9回ツーアウトランナーなし。
・・・ところが、ここで突然「甲子園の魔物」がロッテに微笑みだす。
9番打者根元。
二遊間の強い当たりだが、ボールはショート鳥谷のグラブに・・・万事休す。
と、思った瞬間、鳥谷はグラブにボールを当てながらはじいてセンター前へ。
ツーアウトランナー1塁。
バッターは今ロッテで一番怖いパリーグ首位打者清田。
しかし今日はノーヒット。
打った打球は緩い三遊間のゴロ。
ダメか・・・と思った瞬間、鳥谷がすべって投げられず。
これで清田18試合連続ヒット。
これだけでも、ロッテファンとしては「よかった清田が打てて」と半ば納得(笑)
ツーアウトであることには変わりはなく、まだまだホームは遠い。
ところが、オスンファンは2番鈴木にフォアボールでツーアウト満塁に。
一気に場面は緊迫。
バッターは3番角中。
今日は2安打。「もしかしたらいけるか」という期待がよぎる。
ツーストライクに追い込まれるが、粘りをみせてスリーボールツーストライクからの9球め。
内角高めの球を振りぬいた打球は、必死に背走する前進守備の右翼手の頭上を越えて、
逆転満塁ホームラン!
ロッテファンの私は快哉を叫び、
今日めずらしく会合が早く終わり帰宅が早く、しかもNHKBSの中継があったことに感謝!
・・・やはり、『甲子園には魔物が棲んでいます』。
しかも、どうやらロッテには優しい魔物のようで。
2005年の日本シリーズを思い出します!
これで久々の貯金1。
やはり今年は5年に一度の千葉ロッテの”ゴールデンイヤー”なのか!?
と、うれしい妄想がむくむくふくらんできます!
せいぜい楽しませてもらおうと思っています!!