昨日の戦没者追悼式において、天皇陛下は「お言葉」のなかで、
『先の大戦に対する深い反省』という文言を初めて盛り込まれました。
これは、陛下の「不戦」に対する強い決意と、最近の日本の政治に対する「ご憂慮」が
深くにじんでおられると私は痛切に感じています。
陛下だけでなく、最近のご皇族のみなさまの言動には、その「ご憂慮」が感じられ、
先の大戦に対する皇室の思いの重さを強く感じることができます。
今回の「お言葉」には、日本国の将来に対する天皇陛下の強いご意志が盛り込まれたもので、
陛下の国民に対する深い親愛の情と憂国の念に対して、
国民の一人として、心からの敬意と感謝を奉りたいと思います。
また、日本国の政治家の端くれとしては、
近現代史を徹底的に検証したうえで、流されることなく、
主張をし、議論をし、できることはし、間違った判断とならないように、
日本国の未来のために微力をつくしてゆきたいと思っています。