今朝の日経新聞のGLOBAL EYEで取り上げていた
フィイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ氏の今年の挑戦に共感を覚えました。
彼は毎年1年を通じて自分が挑戦する個人的課題を公表してきたことは有名ですが、
彼の今年の課題は『全米50州のうちまだ訪れたことがない30州を巡り、
そこに住む人々と対話する』というものでした。
フェイスブックをはじめとするSNSの世界は、急速に影響力を強めていますが
ソーシャルメディアの力は正と負の両方向に作用します。
その負のカタチが、昨年「Post Truthの時代」と呼ばれ、
「真実かどうかではなくて共鳴できるかどうか」が判断基準になり、
それが「偽ニュース」を横行させる原因になったことは記憶に新しいところです。
オバマ前大統領は最後の演説で
『インターネット上で見知らぬ人と議論することに疲れたら、
外に出て人に話しかけてみるといい』と呼びかけたといいます。
ふたりともよくわかっている。と。
私はそう感じています。
やはり、人は人と直接接してこそ、です。