韓国大統領府がホームページで
「日本は北朝鮮のミサイル実験に対して騒ぎすぎ」と
いうコメントを載せている。
いかにも北朝鮮寄りのノムヒョン(盧武鉉)大統領らしい、
というか、現政権の苦しさが表れている表現であると思う。
ノムヒョン政権は韓国国内での「北寄りすぎる」という
批判も受けており、今回のミサイル発射についての対応にも
批判がでており、それに対抗する形での「日本批判」だ。
この大統領は、国内での不評や批判が高まると
マスコミや国民の目先を変えさせようと「日本批判」や
「反日感情を煽る発言や行動」をとってきた。
今回も、”またしても”である。
韓国青年会議所(JC)の友人に聞くと、
韓国国民は、特に若い世代を中心に
「もうその手にはのらない」という風潮がでてきているようだ。
(まあ、彼らも公式の場では親日姿勢をみせることにはまだまだ慎重だが。
ただ、だいぶ我々の世代には理解が進みつつあるのは確かである)
意外と、ノムヒョン大統領の「政策的反日」が反作用を引き起こして
韓国メディアや韓国国民に「日本への公正な判断や相互理解」が
進むこともあるかもしれないと感じた。
両国は隣国同士である。もっともっと相互理解を深めて
アジアや世界平和をリードする象徴となるような関係構築に
努力をしてゆきたいと思う。