「あきれた」の一言に尽きる。
社会保険庁の不正が新たに16万件以上見つかった。
合計すると、なんと385440件である!
国民年金保険料の不正免除だけでなく、
内部的な目標達成のために長期未納者を
行方不明扱いにして、(行方不明、不在者となると
保険料納付の対象外となる)納付率を引き上げる
という”工作”をしていたという。
虚偽報告、本庁と地方の責任のなすりあい、
不正な事務処理、法令違反・・・
こういう意識がはびこっていることに怒りを覚える。
国民が一生懸命働いて納める税金や国民年金保険料。
これを集める側の姿勢がこうでは国民としても
やりきれないなんてものではない。
公務員にだけは「格差社会」があっても良いように思う。
キチンと多角的な業績評価をして、しっかり公僕としての
自覚と行動があり、公務員だからこそ「利他の精神」で
”私よりも公を優先す”というような政治家的な信条を
持つもの行動をするものには処遇を篤く、あいかわらずの
”お役所仕事””定時帰宅というような融通の利かない者”
には厳しく遇するくらいの「格差」が必要かもしれない。
でないと、大多数のまじめに働く公務員の皆さんも
「色眼鏡」でみられて浮かばれないように感じる。
政治家同様公務員の職務精神も
「利他」「高潔」「公正」でないといけないと痛感する
今日の報道であった。