柳澤大臣問題

柳澤厚生労働大臣が
「女性は産む機械だ」という失言をし、国会は俗に言う
「政局」になっている。

が、しかしこの状況、「もううんざりだ!」
と、いつもながら思う。
いままで何人の政治家や大臣が失言や暴言を
国会議員の秘書としても、市議会議員としても、
国会議員候補としても繰り返しみてきた。

でも、変わらず思うのは
「こんなことで国会を止めるな」ということ。
日本の現在と将来の舵取りを決める国権の最高府で
”重箱のスミをつつくようなチマチマした議論”や
”居直り””人の揚げ足取り”はもううんざり。

今回だって、柳澤大臣は「厚生労働大臣」としては不適切な感覚の
持ち主であることを露呈した以上、さっさと辞任され、
自民党は「日曜日の北九州市長選と愛知知事選挙に影響が・・」
なんていう、ホントに「自己都合」での選挙に勝つことだけを
考えてないで、また、民主党も政権を担う気があるんなら
今すべきことは、柳澤問題の処理は処理で厳正にあたり、
予算委員会では本来の補正予算の審議をし、
総理との考え方の違いが明確な格差問題、年金問題などを
正々堂々と議論していてしかるべきだ。

みんな情けない。

やはり、政治を変えるためには生活感のある、
庶民国民の感覚をじかに感じている「地方」から声をあげないと
ダメなのではないだろうか。

「維新は地方から発す」
これは、私の政治信念のひとつでもあるが、
こういう事態にあたると、よりそれを痛感する。
原点である地方に戻って政治への挑戦を選択したことに
「まちがっていなかった」と実感をする
この柳澤大臣問題でもあります。

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