「静岡県ひとり1改革運動」というのは、
石川県政の改革の目玉のひとつとして
平成12年にはじまった行政改革の一環です。
ただ単なる経費の削減をめざすだけではなく、
県民のみなさんの満足度を上げてゆくという
活動でもあります。
例えば、
「渋滞緩和事業で通過時間短縮」をするために、
大井川にかかる橋に右折レーンを設けて対処するのではなく、
一度右折地点を通過して、その先に「回転道路」を設置して
Uターンさせて、本来右折したかった交差点にもどり
スムーズに左折するという改良を施し、渋滞の緩和と
工事費用の削減をする(右折帯を橋に作ると15億円のところ
回転道路は4600万円でできた)事業をしたり、
「放置竹林の学校・地域での利用」や
「資料の電子化での紙の利用料縮減」
「ヤフーとの協定で災害情報の無料提供」など
さまざまな、大規模改革から部署内のちょっとした改革まで、
職員のみなさんが、「自己改革意識」をもって取り組んで
おられる運動です。
第3者による評価も毎月なされていて、しっかりしたものです。
県庁で仕事をするようになって5ヶ月ですが、
なかなかこれが職員のみなさんが、
しっかり取り組んでおられるので好感を持っています。
ぜひ、「こんなこともやってくれ」
「こういうふうにしたらどうかな」などなど
ぜひぜひみなさんも提案をください。
静岡県にはどうやらそれを最大限に受け容れる風土がしっかりと
できつつありますので。
ちなみに、平成18年度は1万2590件の取り組みがされています。
もちろん全国№1! (2位の東京は約1500件)
「意識改革」の好例がこうして身近でなされていると
こちらも気が引き締まります。
わたしも「毎日1自己改革運動」をしなければ、です(笑)