いま、静岡県立美術館で
「国宝 鑑真和上展」が開催されています。
唐招提寺が金堂を全部解体して組みなおすという
平成の大修理をおこなわれている期間を利用しての
国宝23点、重要文化財43点を含む大規模な外部展示で、
年に1箇所しか開催されません。
静岡県は粘り強い誘致を続けた結果、
東京、札幌、福岡に続いての開催にこぎつけた
ほんとうに貴重な展覧会です。
私も、県議会の文化芸術振興議員連盟として
見学にいってまいりましたが、
”国宝中の国宝”といわれる「国宝鑑真和上坐像」は
圧巻で、その存在感といい、いまにも動きださんばかり、
いまにも語りだしそうな表情、ぬくもり感など
震えがくるほどの感慨をうけるものでした。
県の東部、西部からだとやや遠いかんじはしますが
せっかく県内でこんなすばらしい展覧会が開催されています。
ぜひ、この機会のご観覧をおすすめいたします。
8月31日まで静岡県立美術館で。
休館日は月曜。
開館時間は10:00~17:30
土曜日は20:00まで。