平成21年度当初予算編成要領

県の総務部長名で
「平成21年度当初予算編成要領」が通知されました。

これは、
”現在の県税収入に見合った来年度の予算編成をしますよ”
という、当たり前といえば当たり前の通知なのですが、
”県税収入の落ち込みかたが予想以上に激しい”という
内容のもので、具体的には本年度予算を139億円下回る見込み、
さらにはその見込み計算をした7月期から、8月、9月と
一段の悪化が見込まれるだけに、あらためて厳しい現実を
突きつけられたカタチとなります。

となると、
予算編成において重要なのは、
「重点化」と「さらなる歳出のスリム化」です。
これは、行政の財政担当者ならびに議員の役割がより重要に
なってきた、ということで、
「ムダがないかのチェック」
「本当に必要なことはなにか」
「ないか創意工夫ができないか」
「将来のために、ここには先行投資しておかねばならない」
というような取捨選択が迫られることとなります。

私は、
あくまでも、小泉元総理によって削減されすぎた
社会保障費の復元での「安全安心の創出」と、
この国の未来は「すべては人材」という考え方から
「ひとづくり」に、
そして、静岡県の屋台骨を支える新しい産業育成のための
「研究開発」には、力を注ぐべきと考えています。

歳出削減という切り口では、
当然ながら「議員定数の削減」もあるべきと思っていますが、
これからの日本では、ますます議員の”やりがい”、
”責務の重要度”が高まってくるものと感じています。

これらにしっかりと応えてゆける議員になるべく、
一層の精進をしてまいります!

・・・読んでいて、そんな決意がみなぎってくる、
「平成21年度当初予算編成要領」でした。

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