菅内閣発足後、国民新党との綱引きでごたごたしていた
会期延長問題も、亀井大臣の辞任というかたちで決着しました。
これで、国会の会期延長はなし。
参議院選挙で民意を問い、その後の臨時国会で本会的な論戦に臨む
ということになりました。
私見ですが、もっとも良いカタチに落ち着いたのではと感じます。
亀井大臣には、前政権でも”引っ掻き回されている”印象が強く、
”これでは民主党政権なのか国民新党政権なのかわからないな”
と苦々しく思っていただけに願ったりかなったりです。
連立政権には残られるようですが、できればシンプルに
民主党単独政権であるほうが民意でもあり、政策もよりわかりやすく
責任の所在もはっきりすると思います。
また、菅内閣は鳩山内閣の「反省の下に立つ」内閣でもあるので、
活かすべき反省はシンプルかつ迅速に実行してゆけばよいと考えていますので、
またぞろでてきている「事務所費問題」で、”シロでなくグレー”の場合は
どんどん罷免して、とにかく仕事が出来る体制をとってもらわなければ
なりません。日本には本当に時間がないのです。
そういった意味では、マスコミも大局観を持って欲しいものです。
たとえて言えば、永田町と霞ヶ関の地図だけをみてるのではなくて、
世界地図をみて、今何を報道すべきか、という国益もきちんと理解し、
”日本の未来は自分たちの良識一つの持ち方で左右するんだ”というような
ジャーナリスト魂をぜひ発揮していただきたいと痛感しています。
とにかく、菅内閣には、前内閣からの宿題やしがらみやごたごたを
早めにシンプルかつ正々堂々とかたずけていただき、日本の将来のために
邁進していただくことを期待したいと思います。
さて、これでようやく6月県議会の日程も決まりました。
保留になっっていた事項が山積みですので、今日はそのダンドリで大忙しです。
そういう意味では、またしても国会に振り回されたわけですが(苦笑)