タイで軍事クーデターが勃発。
しかしながら、意外と情勢は落ち着いているらしい。
タイというのは、
圧倒的に国王はじめ王族に尊敬が集っていて、
今回のクーデターは、
「王室が了解のもとでのクーデター」という
様相が色濃くでているために国情が安定しているようだ。
以前からのマスコミ情報によると、
確かに現在の政権を握るタクシン首相はひどかった。
親族で汚職をしまくっているうえに、
国民や議会の非難を受け流し政権に居座り続けようとしている、
との報道が続いていたからだ。
どこの国でも権力の乱用は厳しく糾弾されてしかるべきだ。
今回のタイのクーデターもその意味では正しい行動であったと
いえるのではないだろうか。
ただし、現在の「無血クーデター」で無事事態が終局に向うことを
こころから祈ります。
腐敗した権力者に鉄槌が下されるのは良いとして、
一般市民が巻き込まれる惨事が、あの「微笑みの国」で
起きてしまうことだけは避けたいと願っています。