政府が東シナ海における中国による卑怯なガス田開発の状況を公表。
交渉が決裂中なのをよいことに、強引に開発を進める中国の姿勢は
決して許されるものではありません。
大いに、国際世論にも訴えて糾弾をすべきです。
ただ、今回この事実は昨年もしくは少なくとも今年3月には確認されていたことで、
「なぜ今公表したのか?」という疑問が湧きます。
ほぼ間違いなく「安保関連法案の正当化」のためでしょう。
確かに、私も以前より国防や日本外交についての重要性を主張してきていますが
今回の安保関連法案の手続きには、憲法違反を犯してまで強行する安倍政権の姿勢には
大いに疑問と違和感を覚えています。
・・・うんざりしますが、今回「中国によるガス田開発」が、
政治の世界でいう「カード」として使われていることにもがっかりです。
ガス田のことは、当然ながらきちっと厳しい対応をせねばなりません。
ゆえに、「安保法案のカード」だけで使われ、忘れられてしまうのは看過できません。
これだけはしっかりと申し上げておきます。