北朝鮮についてもう少し書いておきます。
今夜の報道によると、
さらにテポドン2の発射準備を進めているらしい。
さて、次はどんなカードの切り方を
この「北朝鮮瀬戸際外交」はしてくるのだろう。
日本はとりあえず、セオリー通りの「経済制裁」
カードを次々切ってゆくのだろうが、
いつもこの日記や平素の主張でしてきているように、
「外交」とは「国益」と「国益」のぶつかり合いなのだから
時にはセオリーを無視したり、大掛かりな仕掛けをしたり、
はったりを利かせることも大切だ。
例えば、いつも感じるのだが
日本は唯一の被爆国でもあるのだから
NPT(核兵器不拡散条約)の推進をもっともっと
旗振り役として世界の世論を動かし、
北朝鮮によるNPTへの”挑戦”ともいえる
一連の出来事を厳しく糾弾すべきとかんじる。
アメリカなどは軍需産業との関係もあったりして
いつもながら、これらの動きにはキレがない。
だったらば、外交上アメリカの出方ばかり気にして
自国民の保護が後手にまわるような外交を看過するのではなく、
例えばオーストラリアなりヨーロッパ諸国などと協調を進めるなど
日本は日本の将来を見据えた動きをしなければならない。