あるかたとのメールのやりとりのなかで、
双方の短い文章のぶつけあいが誤解が誤解を呼び、
さらにはもともとの思考のスタート地点がずれていることにも
互いに気づかずに、亀裂が生じてしまうという事件がありました。
数年来のお付き合いですので、”メールでことが足りるだろう”という
甘えと軽い気持ちでやり取りを始めたところ、こういうことになり、
今朝電話で少し時間をかけてお話をして、ようやく互いの状況や考え方
立ち位置などを理解し合えて話が正常化し、もう一度スタート地点まで
戻ることができました。
今回感じたことは、「メール」に代表されるITCの発展は
我々に新しい可能性や、「時間短縮」「距離無関係」などというメリットを
与えてくれてはいますが、実はここが”落とし穴”です。
”心を伝える””感じる””思いやる”ということで、
人間が信頼関係をつくり、協力しあって建設的にモノをつくったり、
議論を発展させたりするという、人間関係として「一番大切な部分」が
ITCの使用によっておろそかになってしまうことがあります。
今回は、私としてはあらためてこの”落とし穴”の恐ろしさに
気づかせていただいた気が致します。
「直接お話をすること」
これを省略すると、人間関係がゆがんだり、キズついたり、
ときには壊れてしまうことがありますので、くれぐれもご用心を。
私も大いに反省をして、
もういちど今後の人生の基本に据えて生きてゆこうと思っています。