今日はせっかくの七夕なのに雨。
織姫と彦星は会えないのでしょうか?
一年に一度だけしか会えないというのに・・・
一年に一度だけしか会えないというのはなんと酷なことではないか、
と思う。でも、実際そんな立場になったら一年に一度だけでも
会えるのなら本当に幸せだとかんじるのだろう、とも思う。
そんな夜空の物語と比べると、
この世の中の人間関係はなんと浅はかで自分勝手が横行してることか。
仕事においてもプライベートにおいても
ちょっと面白くないことがあると、
すぐ嫌な顔したり、横柄で乱暴になったり、悪口言ったり陰口たたいたり・・
そんなことが繰り返されないように、みんなが機嫌よくなれるように
それぞれ人間は自分を抑えて、ちょっとずつガマンをしたり、
がんばってみたりするんだと思う。
ところが、その心遣いや気遣いが理解できない人間がなんと多くなったことか。
嘆かわしい限り・・・
政治というのは、いわば人間のすべての「業」が入り込んでくるところ。
そんなところで仕事をしているからこそ、
ときには不満や怒りをぐっとがまんして、
細やかな気遣いや、気持ちをこめた”ありがとう”を
忘れないようにしているつもりです。
まあ、”そんな想いも通じない世の中になりにけり”
といったところでしょうか。
でも、やはり信じることは大切です。
それが政治の基本でもありますし。
”今日の雨空で二人は逢えたのだろうか”と想いつつ
「彦星と織姫のようにがむしゃらに信じないと」と思い直して
”またがんばるか!”と思う七夕です。
でも、きっと理解してくれるひと
わかってくれるひと、信頼してくれるひとがひとりでもいれば
”人間がんばれる”と私は思います。
そんなひとたちの集まりになれば、きっと世の中良くできる!
とも私は信じます。
そう”雨の七夕に思う”阿部卓也です。