千葉ロッテマリーンズが日本ハムを破ってCSファーストステージをクリアしました!
「ロッテ5年周期日本一伝説」をご存知ですか?
2005年、2010年とこのCSを勝ち上がって日本一になっている千葉ロッテ。
ゆえに、2015年今年は「ゴールデンイヤー」と銘打って優勝をめざしました。
ところが、5割到達するともたつき、一時は3位も厳しいと覚悟したくらいですが
終盤、故障者の続出を逆バネにして驚異の勝率で3位を確保し、
「下剋上」への道を拓き、今日苦しんだ末に日本ハムを破り
第一段階のファーストステージをクリアしたのです。
さはさりながら、CSを勝ち抜くのは簡単ではなく
このあとは、「史上最強」ともいわれるソフトバンクが待っています。
ただ、「ジンクス」というのは存在し、無言の圧力となるものですが
ソフトバンクはCSが苦手、しかもロッテには2005年、2010年と苦杯を
なめているだけに、ロッテの勝ち上がりをさぞ苦々しく思っていることでしょう。
CS制度には批判がありますが、
私はロッテがCSに強いということを抜きにしても賛成派です。
なぜなら、年間通しての成績というのは、やはり選手層の厚さがモノをいい
有力選手や外国人選手をカネのちからにモノをいわせて”買い集めた”チームが
当然有利になります。すると貧乏球団はいつもなかなか勝てないプロ野球となって、
”しょせんは世の中カネなのか”という夢のないプロ野球になってしまいます。
そこで、「敗者復活のチャンス」として制度化されたのがこのCSで、
「カネがなくても、一度負けたものでも頑張っていればチャンスが与えられる」
といういちるの夢をもつことができる素晴らしい制度だと私は思っています。
安倍総理が「一億総活躍」というのなら、まさにこのCSのように
敗者復活の制度をもっと整えて、弱い立場にある国民サイドに特に夢を与えて
ゆける制度を考えるべきだと思っています。
CSを見ながらそんなことを感じているのは私だけではないでしょう。
まあ、なんにせよヒイキのチームがまだ野球をやっている幸せをかみしめつつ
もうしばらく楽しませていただきたいと思っています。