COP15(気候変動枠組み条約第15回締約国会議)がかなり心配。
予想はされていたとはいえ、各国の思惑はバラバラで最終的に
新たな枠組み協定が結べるかどうかに困難さを感じる終盤です。
サミット(先進国首脳会議)などでは、
事前に「シェルパ」と言われる各国の事務方が調整に入り、
たたき台の調整をした上で首脳会議を迎えますが、
このCOP15に関してはそれがまったく機能していません。
と、いうよりも「先進国」といわれるいままで地球の富を
むさぼってきた国と、逆に搾取されてきた国との
主張は真っ向から対立し、またそれにアメリカ、中国という
大国の思惑がからむという、非常に厳しい状況での
会議のスタートだっただけに、混乱ぶりがよくわかります。
たぶん、このまま成案をみないことになるかもしれません。
でも、この地球温暖化対策に関しては
本当に地球の未来がかかった大問題ですから、
粘り強く議論を続けなければなりません。
心配をしながらニュースを見守っていこうと思います。