本日は全県下で地域防災訓練の日でした。
私も今年は町内会の班長でもありますので、
町内会自主防の一員として企画からかかわりましたが、
これは訓練なので、各種工夫を実行委員皆で凝らしてみました。
まずは、「公民館に集合して訓練開始」というパターンの改善です。
地震などの災害がおきるたときは、公民館に集合することはなく
避難場所である中学校に集まります。
なので、今日の訓練の地震発生のサイレンとともに
各班で決めた集合場所から、それぞれ中学校に集合と
いうことにしました。
また、この避難の道すがら、子どもたち中心に
避難経路の危険度チェックをしながら避難することとしました。
実際の被害を想定するということで、想像力を働かせながらの訓練です。
”この壁が倒れそう””高圧電線が切れてるかも””橋がないかも”
などという現実的なチェックが、きっと今後の防災対策を講じる上でも
発災時にも役立ちます。
そして、炊き出しもひと工夫です。
薪は町内の製材所に切れ端を分けていただくことにし、
また、豚汁や味噌汁をつくる材料もなるべく町内の農家のかたに
無理をお願いして、材料を分けていただくこととして、
実際の災害時に必要なものの調達先をシュミレーションしました。
今年は、町内会長がそうして気合がはいっていたこともあり、
多分町内会としては過去最高の参加者数でした。
約300戸の町内会で約400人の参加者で、9時から12時まで
それぞれの研修に分かれてみっちりですから、
まずは成功であったといっていいと思います。
ただ大切なのは、
この訓練の成果と反省をきちんと生かしてゆけるように
町内会のおひとりおひとりに、
徹底をはかってゆくことだと思っています。
まずは、町内会の一員としてしっかり努めてゆきたいと思います。