「平成20年度市町村予算ヒアリング」といっても、
「?」のかたが多いのではないでしょうか。
国および県そして各市町村は夏から秋にかけて
来年度の予算案編成の作業に入っています。
これは、平たく言うと
「予算案をつくり、来年どのくらい予算がありそうか、
どんな事業を実施していこうか、
そのためにはどのくらいの財源が不足しそうで、
どれだけ起債(いわは借金)をするか」などの編成作業に
財政当局を中心に組み立てをしてゆきます。
ひとつの事業を実施するにも(たとえば道の改良や改修など)
市町村が単独で予算を組んで実施するもの、
県といっしょに実施するもの、国と県と市町村の3者でやるもの、
などの区分があります。大まかな言い方をすると、
大事業で事業費が大きいものほど国や県といっしょにやることが多く、
小さな改修工事などなら市町村が単独で実施することが多いようです。
で、明日からは県に市町村事業でお手伝いしてくれという
市町村からの要望がある事業のヒアリングに各市町村を歩くという
大切な議員活動が始まります。
ヒアリングを実施することにより、その事業の緊急性や重要性、
各自治体としての取り組み状況、熱意などを知ることができ、
なおかつ他市町村との比較対照がよくわかってきます。
「県庁に呼びつければよい」という考えもありますが、
現地まで赴くことによって、場合によっては現場を直接みることが
できたりするので「こちらから伺う」のです。
県議団会派「平成21」としての実施なので、
政策調査会の東部・中部・西部の各副会長を中心に日程を組んで
各出身地域ごとの実施です。
我が静岡県西部議員団は8市町を担当します。
合併により11市町村が消滅したことになっているので
かなり数は減って楽に(失礼)なりました。
さてさて、内容の濃いヒアリングになりますように乞うご期待。