日韓間の大きな懸案のひとつとなっていたいわゆる「慰安婦問題」。
この懸案に対して両国政府間協議の合意が発表されました。
日本側の『こころからの反省とおわび』韓国側の『今後この問題を蒸し返さない』
という内容での決着をみたことは大いに評価をしたいと思います。
海外各国メディアも『画期的合意』と評価をしていて、
世界各地で紛争が絶えない今日においては世界的にうれしいニュースです。
”もっとも近い隣国”である日韓の関係改善は待ち望まれていることでもありましたし、
個人的にも、かつて日本青年会議所と韓国青年会議所が共同で両国の関係改善、深化のために
共同での委員会を設けたことがあり、その折の日本代表委員のひとりであったことや、
静岡県という立場だと、忠清南道との友好関係にあることなどからしても、
大変喜ばしいことだと思っています。
現時点ではこれは安倍政権としての功績であると称賛したいと思います。
が、しかし日韓の問題はまだこれですべて解決したわけではありません。
「竹島問題」は根深く残りますし、両国民間の相互理解は完全とはいえないでしょう。
そのあたりは、今後も注意深く丁寧に話し合いを続けていただきたいと希望します。