『今年の夏の浜名湖の潮干狩り中止』という
衝撃的なニュースが飛び込んできました。
浜名湖の潮干狩りといえば、かつては夏のハイシーズンには
JRの臨時列車が最寄りの弁天島駅に停車したほど隆盛を誇り
浜名湖の夏の代名詞でもありました。
確かに近年、浜名湖のアサリの不漁や小粒化を見聞きしてきたので
前兆ともいえることはあったのですが、この時期にまさか
『潮干狩りの中止』ということになろうとは思ってもみませんでした。
浜名湖は県が管理する2級河川ですので、
これはきちっと対応を考えなければなりません。
近々、県の水産研究所浜名湖分場等にも行って現状把握と対応協議に
積極的に動きたいと思っています。
三重県などでは、牡蠣がらを再利用してアサリの稚貝の育成に成功している
事例もあるようですので、同じ牡蠣産地の浜名湖ですから
同様の取り組みができないかなどを研究していこうと思っています。
浜名湖の幸を消してしまうわけにはいけませんので
水質保全問題などすべて考えながら、
今年は「浜名湖」にしっかり向き合ってゆきたいと思います。