この甲子園大会に過去最多の4校の系列校が出場していた東海大勢最後の砦
東海大四高が延長戦の末、敗退してしまいました。
エース西嶋君は、優勝候補を破った一回戦でみせたスローカーブが
賛否両論を巻き起こし話題になりました。
しかし、彼のあのスローカーブは簡単なボールではなく、
あの大きな放物線を描いたうえで、ストライクもとれるなんて、
あれ、スゴイ球なんです。
ただのスローボールではなく、カーブ回転をかけることによって
放物線を高く大きくして、より幻惑をし、打者のスピード感覚を狂わせます。
そして、ビシッと決まるベースの縁ぎりぎりのストレート。
切れのよい変化球。
これだけの投球をできるようになるまでの彼の努力は
きっと並大抵のものではなかったでしょう。
168㎝の小さな大投手、今大会屈指の好投手であったと思います。
もう少し、彼の投球を見たかった。
そして、「TOKAI」のストライプのユニフォームの躍動も。