世界遺産登録を目前にして、先日イコモスから
いわゆる”クレーム”がついた富士山です。
そこで、かつて同様に”クレーム”がついて登録が絶望視されながら
大逆転で登録にこぎつけた世界遺産石見銀山の視察を会派として強行しました。
強行というのは、21日からの2月定例会前の窮屈な日程の中で
行きは深夜発の夜行列車での島根行です。
高田幹事長以下9名が参加しての視察となりました。
山陰ですから雪も覚悟したのですが、冷たい雨の中の視察です。
しかしながら、行った甲斐が十分にあった視察となりました。
「逆転劇」の裏舞台やロビー活動の重要性などを学べたこと、
また世界遺産登録後の問題点や課題も浮き彫りになり、
「広範囲に遺産が点在し、歩いてめぐる世界遺産」という意味で
富士山と類似点が多い石見銀山だけに大変勉強になりました。
大田市役所のみなさん、世界遺産センターのみなさん、
ボランティアガイドのみなさん本当にありがとうございました。