育休のカリスマ、男女共同参画を語る。

「育休」そう「育児休業」のことです。
この「育休」を5年前、
霞ヶ関のエリート男性官僚が1年間取得したことが
話題になったことを覚えていらっしゃるかたもあるかもしれません。

『経済産業省山田課長補佐、だたいま育休中』
という本を育休明けに執筆した山田正人氏。(実名です)
本日、静岡県議会男女共同参画推進議員連盟の勉強会に
講演に来てくれました。
非常に面白おかしく、しかし核心をついた経験者でなければ
わからない育児の苦労や苦悩、仕事を持つ母親の苦悩やホンネを
逆説的に体感してきた彼の話は相当な説得力があるものでした。
終了後、議員のみなさんからも好評をいただいて一安心しています。

実は、山田正人君とは10年来の友人で、
東京での国会議員秘書時代国家論を論じたり、夢を語り合ったりと、
よく”勉強会”(”飲み会”ともいう)をしてた同年代の
『永田町・霞ヶ関の若手改革者』(と、自負・・苦笑)仲間の
ひとりなのです。その縁で、今回は「ぜひ社会の指導層たる
先輩同僚の皆さんにはこの話を聞いてもらいたい」と思い、
双方に無理をお願いしての今日となりました。

でも私も、その彼が、育休を取る。しかも一年間!。
と聞いて、「だいじょうぶか?」と心配した
”わかっていない男”のひとりでした。(苦笑)
このブログを読んでいただいている男性諸氏。
みなさんも、「男女共同参画社会であるべきだ」ともし標榜されるのであれば、
「育児は女性の仕事」と思い込んでいたりしませんか?
育児に限らず、「男女共同参画」というのは、本当にお互いの立場を
経験して理解しあってこそ言えることだと私は思っています。
女性も同じ。ただ単に「平等に権利がある」と振りかざすのではなく、
お互いが理解しあえるためにはどうすることが良いかという観点で
考え行動するべきだと私は思います。

山田君は「育休」を通じてそれを教えてくれました。

もっともっと詳しく記述したいのですが、
その内容は彼の著書『経済産業省山田課長補佐、ただいま育休中』
に譲りますので、ぜひご一読ください。
お近くの方は、私に声をかけてくれれば私の本をお貸ししますよー。

最後にご報告ですが、
山田正人氏、このたび横浜市の副市長への出向が内定です。
「全国一待機児童が多いまち横浜」です。
存分に経験に基づいた手腕を発揮してくれることをお祈りして、
本日の御礼としたいと思います。

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