早朝、犬の散歩中に
自生する山藤の花が咲き始めていることに気が付きました。
朝日の中、藤の花の紫が新緑にはえて美しい。
桜はすっかり散ってしまいましたが、こうして花々が咲き誇る
一年で一番素晴らしい季節がやってくることを実感します。
こうした日本の季節の素晴らしさを感じながらも、
熊本・大分の被災地で今も避難所で過ごされているみなさま、
ご苦労をされているみなさまのご心痛、苦難を思うと、
自然の美しさにも手放しで喜ぶこともできません。
が、しかし藤の花の輝きも、花々、新緑の輝きも命の輝きです。
せめて、あらためて命あることのありがたさをもう一度考え、
ではこの命をいかに生きるべきか、愛でるべきか、と自問し、
また行動をしてゆかねばならない、と考える朝にもなりました。
震災でお亡くなりになられましたかたがたのご冥福をあらためてお祈りするとともに、
いまだ続く地震の一日も早い終息を願ってやみません。