今日、民主党・ふじのくに県議団臨時総会が開催されました。。
野澤義雄会長から、ここまでの経過説明と、
これからの臨時議会開催にむけての見通しについての説明があり、
それについて、各議員から質問や意見が相次ぎましたが、
結論は一点に集約されたといっても過言ではありません。
つまりは、
「県民のために、副知事不在期間をできるだけ短期にせねばならない」
この一点に尽きます。
副知事不在は県の危機管理上大いに問題があります。
川勝知事はすでに、ことここまで至ったことに反省の弁を述べ、
民主主義による多数決で否決された「副知事3人案」でなく、
「副知事は2人」で臨むこと、人選についても
対話不足を痛烈に批判されたことへの反省に立って、
早々に自民党改革会議幹事長らとの協議をすでにしています。
今や、副知事選任に対して、議会に反対する理由も大義もないはずです。
逆に「県民のための県政」をおこなうべき我々は、
県民目線に立って政治を行わねばなりません。
先日、ふじのくに県議団として植田徹議長に
『一刻も早い臨時議会の開会のために各会派間の調整に、
議会の権威の象徴としてその権能を存分に使い努力願いたい』
という要望書を提出いたしました。
その後、各会派も追従して同様の要望を議長に提出しております。
これは、議会は「県民のための大義」を果たすと、
自ら議長に申し立てている証拠であります。
であれば、ここは議長の調整能力および手腕次第ということになります。
聞くところによると、「4月20日ころまでに臨時議会開催」と
「4月4日の代表者会議」だけは決められたようですが、
これも県民のみなさまからすると、「なんだそれ!?」と、
”スピード感の欠如”にたいして痛烈にご批判をいただいています。
今日の総会でも、多くの議員から火の出るような発言が相次ぎ、
『なぜ代表者会議をもっと早く開催できないのか?
またしても”海外視察”を理由とするつもりか?非常識である』
という痛烈な批判や、『昼間だめなら議会の夜間開催だってできる。
そこまで徹底的に詰めるべきだ』というようなまっとうな意見も多く、
”さらに議長と一日も早い議会開催のための調整を進める”
ということで野澤会長に一任されました。
県民の意思を反映させるのが我々議員の責務です。
一日も早い臨時議会の開催と、副知事の選任のために微力を尽くしたいと思います。