本日7年ぶりに、静岡県の建設業のありかたを論議し
知事に提言をする「静岡県建設業審議会」が開会しました。
昨年の9月議会で川勝知事が設置を宣言し、本日がスタートです。
秋までに提言をとりまとめるというスピード感のある審議会であり、
すなわち提言内容は即静岡県の建設政策に反映される可能性が高いだけに
とても重要な審議会です。
県議は当然ながらメンバーにははいりませんが、
この審議のケアはとても重要ですので、今日は傍聴に行ってきました。
今回の審議会の方向性は、
ただ単なる「建設業の活性化」「公共事業予算の増大」ではなく
「静岡県の建設業の必要性・必需性」であり、
それは「防災」の観点であり、「技術承継」の観点であり、
「品質とコストのありかた」などなど、議論はかなり濃いものが要求されます。
審議会メンバーはその要求に応えうる多士済々で「実戦型」の顔ぶれも多く、
さすがに知事が”力こぶ”いれただけに期待できると感じました。
今日は、県側からの現状認識報告と委員会審議のポイントの絞込みに
なってしまいましたが、委員長になられた富士常葉大学の小川先生の
仕切りと要点の押さえようは非常に鋭く見事で、
『当局の振り付けどおりでなく、我々が意見し英知を結集しよう』
という趣旨のお言葉で第一回委員会を閉められましたが、
大いに濃密な議論が展開されそうです。
今後もきちんとケアしてゆきたいと思っています。
乞う期待!です。