一般質問⑨地域防災訓練への県のかかわり

より現実的な防災先進県づくりについて
(1)地域防災訓練への県のかかわり
【質問要旨】
例年12月に行われる地域防災訓練には多くの地域住民が参加しているが、
そのほとんどが炊き出し訓練等が中心となっていないか。
県の実施要領によると、DIGなど様々な訓練を呼び掛けているが、
自主防災組織まで行き届いていない。
児童生徒も多く参加するので、彼らの防災意識を高める訓練が必要である。
 そのためには、県の職員がもっと地域防災訓練に積極的に
参加することにより、地域での存在感も高まり、
今後の防災体制づくりに役立つと考える。
さらに参加した職員には、アンケートを実施し
地域防災訓練の実情把握に努め、対策を講じて
静岡県の防災体制や意識啓発の底上げを図るべきと考えるが
県の意見を伺う。

【小川危機管理監答弁】
より現実的な防災先進県づくりについてのうち、
はじめに、地域防災訓練への県のかかわりについてお答えをいたします。
 地域防災訓練への県職員の参加状況につきましては、
現在は、まだ不十分であるというふうに考えております。
議員御指摘のとおり、地域の防災力のアップや職員の使命感の
高揚につながりますことから、本年12月に行われる地域防災訓練には、
まずは、より多くの県職員の訓練への参加を呼び掛けてまいりたいと
考えております。
 また、地域防災訓練に参加する職員に対しましては、
家庭内DIGのパンフレットや災害対応マニュアル、
自主防災チェックリストなど訓練の場でも活用でき、
その後も地域の防災力の向上につながる資料を、
希望する職員には提供いたしますとともに、
訓練後には、職員に、事後のアンケートへの協力を依頼し、
各自主防災組織の課題を始め訓練の内容や改善方法の検討に
役立てまいります。
 このように、県民のみなさまの視点から、
各地域の訓練方法の分析を行い、その成果や改善点を
今後の訓練に生かしていくなど、
地域防災訓練の中での県職員の役割を次第に高めながら、
地域の防災能力の向上を図ってまいります。

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