川勝知事マニュフェスト評価

民主党・ふじのくに県議団政調会が中心に作業をしてきた
「川勝平太知事マニュフェスト評価」が本日発表されました。

本日この評価に対する検討討論の会派総会があったのですが、
3月4日の一般質問のレクチャーがはいってしまっていたので、総会を中座。
で、戻ったらいきなり「今から発表することになった」とのこと。
・・・おいおい。
代表質問の質疑を経てという組み立てではなかったのか。
そのほうが同じ発表するにしても実のある分厚さがでたのにねえ・・・。
・・まあ、皆の判断なのでいたしかたないですが。
公務とはいえ、中座せざるえなかった私が悪いですね。

まあ、それはおいておいて、
評価の内容は、本当に短期間2ヶ月弱という作業のなかで
政調会が苦労に苦労を重ねていただいただけにしっかりしたものです。
評価書の文字になっていない”後ろにある”バックデータなどを含めて
解説しながらじっくり発表させてあげたかったと思っています。
心から政調会メンバーに敬意を表したいと思います。

評価は、点数制ではなく「実現」「実施中」「一部実現」「未実現」という
分類ですが、結果は高い評価となりました。
自民党のだした「赤点」という評価どころか「成績優秀」です。

この評価の乖離でわかることは、
第3者的にいうと「ものの見方と評価はさまざまである」ということに
尽きるのではないかと思います。
たとえば、自民党は『ドクターヘリの夜間飛行は実現していない』と
ゼロ査定ですが、わが会派の詳細な調査によると、
「夜間飛行できる機材を確保済み」「パイロットも養成済み」
最も大切な「飛行経路の国交省の許可も内諾取り付け」
と困難な要素をすべてクリアして、
あとは、もともとこの「夜間飛行」を実行しようという要因になった
お困りで要望の強いの伊豆半島南部地域の着陸所(簡易な広場でよい)
さえ用意できれば、3年も前に実現していたことなのに、
肝心の伊豆南部地域自治体が非協力で「騒音問題などもあり先送り」
としてきたことが紛れもない事実であり「事情」があることなのです。
こういう隠れた事実があると、
”悪いとしたらどちら?”と、聞きたくなってしまいますよね。
ゆえに、これは県サイドとしての問題点はすべてクリアしているだけに
「ゼロ査定」はありえません。
ゆえに、我々は「実現」としたいくらいですが、「実施中」のなかでも
県としてやるべきことはしっかりできているということで高評価です。

と、こういう具合で、ひとつひとつについての評価は
「見方」や「判断基準をどこに引くか」などによって大きく変わります。
バックデータをもとに論ずれば、一方的な評価がありえないことも
より多く検証できるでしょう。

そんな冷静な見方をもとにあえて点数にせず評価した
わが会派のマニュフェスト評価です。
ぜひご検証してみてください。

詳しくは、民主党・ふじのくに県議団ホームページにて。
(もしかしたらUP作業中かもしれませんが、そのときはご勘弁を)

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