本質的な問題

久しぶりに昨日今日とみっちり地元で仕事ができました。
お昼も車でおにぎりで済ますくらい、時間を濃密に使えた2日間でしたが、
いろいろと”ものごとの本質”に触れることができたと感じています。

浄化槽の法定検査の強化が始まっていますが、
検査に協力しないことは法律違反となるわけですが、
いままで法律違反しても罰則が適用された例がほとんどないので
強制力がなく、まじめに協力している人が馬鹿をみるというような
あってはならない事態が現場では生じています。

また、とてもよい文化施策だと思っていたものが、
実はシステム上「数を稼ぐ」ことにはなっていても、
本当の目的であるところの”ものの本質を観てもらう、感じていもらう”
という部分まで達していないということになってしまっているという、
せっかくの良い施策、よい取り組みが、心無い利用者によって
うわべだけになってしまう不備があることを厳しくご指摘をいただきました。

そして、工事現場では、
書類上では「8時間工事ができる」ことで計算をされているものが、
道路事情で警察の許可がおりず、実は6時間しか工事ができず、
工期も工事要員も足りなくなってしまう事態が生じています。
これは、事前に道路管理者である発注者と警察との調整があってしかるべき
ともいえることでしょう。また、統一された見解もないようで、
対応が場当たり的な場合もあるようで、さまざなところで不便、
迷惑が生じているという状況です。

そのほかにも、中小零細企業の支援策へのヒントを得たり、
師走の浜松企業群の仕事の状況、雇用実態を体感できたり、
待機児童の実態、エネルギー関係者との現場感覚での意見交換、
浜名高校のグランド問題の進捗状況の確認、みかんの出荷状況など、
現場に”立ってみて、聞いて、話せる”ことのよさを
あらためて実感した2日間でした。
いただいた課題の改善、ヒントの実現には即取り組んでゆきたいと思います。

やはり、こういう「本質的な問題」にこそ
しっかり取り組める政治家でありつづけたいと思っています。

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