本日の地方紙(浜松でいうと静岡新聞)の一面に共同通信社の配信で
「中韓次期総理に靖国参拝一度限り容認」という記事が踊った。
中韓の公式な筋は否定しているが
記事によると水面下で両国が意見交換し、
次期首相が一回限りの参拝は容認し対抗処置はとらないが、
その後の参拝は在任中自粛しろという趣旨の提案を、
非公式に政府や与党に打診してきているというもの。
これは、非公式とはいえ仮にも主権国家に対して
申し入れてくることに唖然とした。
中韓は日本を属国とでも思っているのだろうか。
靖国問題は、「一度はいいけど次はダメ」なんていう
外交上の駆け引きだけの問題ではなくて、
それぞれの歴史認識にかかる問題であり、
戦後61年を迎える戦争の総括をキチンとしなければならない
重要な問題なので、両国の態度には怒りを覚える。
毅然とした態度で日本政府は対処してもらいたい。
経済も大事だが、主権国家としてのあるべき姿を見失って、
国家としての尊厳を決して失ってはいけない。
ただし、ただの”ナショナリズム台頭”としてしまわないように
政治家およびジャーナリズムの扱いは慎重であらねばならない。
繰り返しますが、
「国家の尊厳」と「ナショナリズム」は混同されるべきものでは
ありませんので。また、この内容については別途論文に
しなければなりませんね。大切なことなんで。