雨のなか静岡空港の建設現場の視察に行ってまいりました。
昨年の5月に見て以来7ヶ月ぶりの視察でしたが、
管制塔等の空港の心臓部分の建設も進み、
滑走路の約3分の1くらいの舗装も終わり、
急ピッチでの建設が進んでいるさまを目の当たりにしました。
空港へのアクセス道路の整備も進み、
来年3月の開港へのハード面での準備は順調に見えました。
さて、肝心の
「飛行機がどれだけ飛ぶのか」
「空港としての採算はとれるのか」
という問題への取り組みがこれから佳境になってまいりますが
現時点で、
国際線が「ソウル便 1日1往復」
国内線が「福岡便 1日3便」
「札幌便 1日2便」
「那覇便 1日1便」
がすでに就航決定がされており、
今後も国際線では、ソウル便の増便や中国の数箇所の都市への便、
香港便、台湾便の就航も各国各社で前向きの検討がされており、
国内線も鹿児島便、そして鈴与㈱によるリージョナル航空での
小松便等も就航が有力です。
第3種空港、つまりは後発の地方空港で
開港1年前にしてこれだけの就航が決まっているのは
むしろ異例のことらしく、それだけ静岡空港の
需要見込みの高さを窺い知ることができます。
2月議会では、
いよいよ着陸料や前述の就航形態、採算性などについての
具体的な議論が始まります。
しっかりと研究調査をして、ベストの答えを導いたうえでの
開港に備えてゆきたいと思います。