一般質問②浜松市沿岸域の防潮堤建設について(2)植栽

1 浜松市沿岸域の防潮堤建設について(2)植栽 質問要旨

浜松市で整備される防潮堤の海側部分で植栽を計画している
クロマツ、トベラ、マサキ、シャリンバイの苗木について、
地元の気候・風土に育ったものを用いることが望ましいことから
産地でもある県内産の苗木を優先することを明確にし、植栽すべきと考える。

また、苗木の生産は、一定の時間が必要となるため、
早急に植栽計画をまとめ、生育状態や品質のばらつきを避けるために、
計画的な発注形態をとるなど、具体的な対策が必要であると考えるが、県の所見を伺う。

答弁要旨 答弁者 長島交通基盤部長
 
防潮堤の植栽につきましては、長期にわたり防風や飛砂防備などの
防災機能を発揮するとともに、日常的には市民の憩いの場となるよう、
海岸地域に適する樹種を、植栽に適した時期に、
適切な方法により植栽することが必要であります。
このため、有識者、地元自治会及び行政による検討会において、
松くい虫に強い抵抗性クロマツと現地に適した広葉樹の植栽について検討しており、
今後、樹種ごとの配置や植栽密度、浜松市の海岸地域でも育ちやすい苗木の品質、
規格などについても検討してまいります。

浜松の防潮堤は、延長17キロを超える長大な構造物であり、
短期間に大量の苗木が必要となることから、
県では、抵抗性クロマツについて、既に、静岡県山林種苗組合連合会に対し、
育成期間を短縮できる苗木生産の技術指導などを行っているところであります。
県といたしましては、植栽工事の発注計画にあわせ、
広葉樹も含め、地元の風土にあった県内産の苗木の調達がしやすくなるよう、
植栽樹種の検討結果など必要な情報を早期に公表し、
地域の住民の皆様や苗木生産者の団体と連携を図りながら、
円滑な植栽を進めてまいります。

1 浜松市沿岸域の防潮堤建設について(2)植栽【再質問要旨】

地元の植物が相手であることから、早急に専門家や地元の生産業界にも助言を求めて、
植栽時期などについての検討も進めるべきと思うが、県の所見を伺う。

答弁要旨 答弁者 長島交通基盤部長
     
植栽については、現在、検討会の中で専門家の意見を
もらっているところでございますが、
その中で、樹種ごとの配置、また、植栽の間隔とか、
浜松地域に育ちやすい苗木の品質規格など、
それについても検討しているところでございます。
基本的な考え方として、本来目的の防災機能の確保と、
日常的には、市民にも憩いの場となるような防潮堤になったら
ということで植栽も進めていきたいと考えています。

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