急遽視察先が岩手県に差し替えになり、一路盛岡へ。
参議院選挙でも関心が高かった「政治とカネ」の問題の
地方版ともいえる「政務調査費」問題の調査です。
そもそも「政務調査費」とは、地方議員に議員給与とは別に
別に用意されている「政策調査・研究」のためのおカネです。
現在、静岡県では、「会派」にひとりあたり45万円の
政務調査費が支給されており、私たちの会派「平成21」にも
(20人×45万円=900万円)が支給されています。
県議会全体だと、74人×45万円なので、なんと3330万円!
責任を感じますし、しっかりと政策に反映される”活きガネ”に
しなければなりません。
ところが現状は、この政務調査費の使途基準が不十分で
しかも使途報告も十分とはいえません。
そこで、現在静岡県議会にも「政務調査費改革調査委員会」
(正式名称違うかもしれません・・・)
が設置され、より透明性が高くしかも有用な使い方ができる
条例づくりが急ピッチで進んでいます。
この協議会には非常に残念ながら
1年生議員は所属させてもらえないので
今回のような先進県の視察をして、
その考察を委員のみなさんに託すことしかできません。
今回の岩手視察でも、細かい部分まで多くの参考事例がありました。
これらをしっかりと先輩議員に託して、
よりよい政務調査費の運用ができるようにしたいと思っています。
視察内容についての考察は、個人的見解になり現在の協議に
あらぬ影響を与える可能性もあるので
ここでの明示を差し控えますことを、なにとぞご理解ください。