秋は敬老会の季節です。
私の選挙区である浜北区だけで58自治会71町内会がありますので
9月からの毎週末は敬老会につぐ敬老会!
・・・でも、全部にご案内いただくわけではないので
さすがに100もの敬老会にごあいさつには伺いませんが
それでも毎年20箇所超はお伺いさせていただいています。
日によっては5本立て、最高7本立てもあり、
分刻みでの動きになることはザラですが、
実は敬老会は我々現場主義の政治家にとっては、
勉強の場であり、仕事の宝庫でもあるのです。
挨拶だけして退出しなければならないこともありますが、
それは「残念」なことで、少しでも会場をまわって
いろいろなお話をすることが大切です。
元々敬老会は、昭和22年兵庫県の野間谷村で提唱されたもので
「お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を生かした村づくりをしよう」
という考えではじまったそうです。ちなみに国民の祝日になったのは
私の生まれ年と同じ昭和41年。ちょうど50年ということになりますね。
で、まさにその敬老の日の設立趣意である「お年寄りの知恵を活かす」
だけでなく「経験」や「地域の風習・風俗」などをお聞きできるチャンスが
敬老会の現場にはあります。
さらには、「交通弱者」「買い物弱者」でもあるお年寄り目線のまちの現状も
シビアに知ることができる、「地域のために働く」「住みやすいまちをつくる」
ことを目的とする政治家としては、またとない機会なのです。
いよいよこの三連休、そして来週が最後の敬老会のご案内をいただいている機会。
ラストスパートで、しっかり貴重な機会を活かして、よりよりまちづくりと
地域の知恵や風習を大切に守ってゆきたいと思っています。