国会では特定秘密保護法案の審議が進んでいます。
ただし、かなり強引に。
とにかく、全容がつかめないままに一気に進められているという感覚で、
日本の国幹である「国民主権」を軽くしたいのではないか、
と疑いたくなるような政府関係者の発言もあり、心配をしています。
川勝知事も同じ思いであられたようで、
今日の定例記者会見では、
『この特定秘密保護法案は悪法である』と断じて、
『秘密の範囲が米英独に比べても広すぎる。
また情報の廃棄などもってのほか。一定の期間が過ぎたら開示すべきだ。
なによりも”情報が誰のものであるのか(国民のものである)”
という哲学がない。国際的なプリンシプルからも逸脱しており、
今回の審議の性急さをみていると、政権による政権のための
権力保持のためのものにしかみえない』とはっきりと非難をされました。
ただ、『地方では、今の立場では、なにもできない』とも語り、
国会の良識に訴えるにとどまらざるをえない、苦渋に満ちた会見でした。
国会の皆様には本当にしっかりしていただきたい。
こうなると、やはり民主党の役割が大きいのですが・・・。
・・・嘆いているだけでなくて、
しっかり地方から突き上げたいと思います!