沖縄・名護市の市長選挙で基地移転反対派が勝利。
これで、普天間基地の辺野古移転は絶望だろう。
でも、これで総理も踏ん切りがつくというもの。
民主党の公約どおり「県外移転」の方向に舵を切ればよい。
で、即候補地に打診し代替条件を最大限受け入れて押し切るしかない。
現在有力なのは、佐賀県「佐賀空港」、長崎県「大村空港」、
そして鹿児島県「馬毛島」なのだろうか。
どちらにしろ、アメリカ軍の北東アジアへの展開を考えたら
九州・沖縄が適地であることに変わりはなく、
対象となる地域にとっては大問題だけれども、
これは国策として実行してゆくしかないことなのです。
総理が首と引き換えでも、スピーディにやるべきこと。
もちろん「約束の5月」を絶対守って。
先日このブログで書いたように、
民主党政権が国民のみなさまに期待されていることは、
「日本を変えること」そして「良い方向にもってゆくこと」
ゆえに、トップが替わろうが幹事長が変わろうが、
「改革」と「前進」が続けばよいということ。
「責任」や「決断」と引き換えに、どんどんトップが倒れてもよい。
しかし、後戻りしたり、立ち止まったりせず、
必ずその屍を乗り越えて、どんどん前に進むこと。
それが、民主党に課せられた壮烈な使命だと私は思っています。
”総理ご決断を!”
もうひとつ、静岡県でも民意が示されました。
裾野市の市長選挙・県議会議員補欠選挙・市議補欠選挙。
結果は市長選に挑戦された元県議先輩は敗れ、
県議補選の民主党新人は当選しました。
結果をきちんと分析しなければなりません。
現職市長が多選でも評価された理由。
県議選では、僅差ながら勝利できた理由。
選挙のあとに大切なことはそれができるかできないか、です。
県議会においては、これで私たち民主系会派「平成21」が、
最大会派となります。責任が増すことは確かです。
でも、自民党は会派が2つに割れただけで、現在も38名。
民主系の25名とは大きな差があります。
より難しい状況になっただけかもしれません。
どちらにしろ、
「切れ味鋭い政治」をしっかりやらねばなりません。