野田総理の電撃的な予告のとおり本日衆議院は解散。
12月4日告示、16日投票の師走選挙に突入します。
しかしながら、世間には”さあ戦だ”という高揚感は感じられず、
事の成り行きを覚めた目で見ているように感じているのは
きっと私だけではないのでは、と思っています。
なぞらえて言えば、
室町時代、延々と10年続いた応仁の乱。
当時の史実によると、何も決まらず、何も変わらず、
荒廃のみ進んで何も未来展望が開かれぬまま延々と続く戦に、
世の中は厭戦気分に満ち満ちていたとあります。
現世に置き換えれば、これがいままでの自民VS民主。
まさに10年間かけての政権のやりとりでしたからね。
史実に戻ると、
そして応仁の乱の混乱で旧来の権威や常識が破られて
引き起こしたのが「戦国時代」への突入です。
解散時で15もの政党が乱立する日本国。
第3極による日本再生をめざす日本維新の会を中心とする勢力も
国民の期待を一心に背負うまでの輝きはなく、
”世はまさに現在における戦国時代の始まり”の様相を呈しています。
戦国時代において、
信じられるものは己自身であり、
武力、知略、人格、財力などなどを併せ持ち、
本当に治世能力があるものが力をつけて勢力を伸ばし、
それぞれの地域を治め、徐々に収斂されてゆき、
そして天下統一に至った。それが史実です。
『歴史は繰り返す』
この言葉ほど含蓄に富んだ教示はないのでは、と
私は最近よくこの言葉に行き着きます。
まさに、今このときもそうではありませんか?
さすれば、答えは簡単です。
国民のみなさまが今回の総選挙で選択すべきは
「自らが信じるものを選ぶべし。」ということです。
もはや”自分は昔からこの政党支持だから”とか
”○○党だから、すばらしい(逆にダメだ)”とかは
大間違いです。その政党選択が失敗だったことが
直近の2度の衆議院選挙で、”小泉チルドレン”や
”民主党旋風”で間違って選ばれてしまった国会議員で
この国を変えられたのか。もちろん答えは「否」ですよね。
この10年ではっきりと証明されてしまっています。
ゆえに、
今回は”人物本位”でのご選択を心からオススメいたします。
国民のみなさまが、おのおのの信条に従ってよくお考えになって選ぶ。
それがこの国を変えることにつながると私は信じています。
また、戦国時代の歴史はこうも語りかけています。
「地方から攻め上がり都を変えた」と。
私は本気で地方からこの国を変えてやろうと思っています。
平成の戦国時代は今始まったばかり。
しっかりと、地に足をつけて先ずはふるさとを
「日本の理想郷」にする。
静岡県にはそれができる潜在力があると確信しています。
そして、静岡県から日本を変える。
それが使命だと思っています。